【体験レポート】葛生化石館|無料なのに内容充実!お土産に化石がもらえちゃう!

葛生化石館の外観

「葛生化石館」は、佐野市で発掘された化石を展示している博物館。

ほぼ完全な形で発見された「ニッポンサイ」の復元骨格をはじめ、哺乳動物の化石や葛生の特産品である石灰岩、その石灰岩を造ったペルム紀のフズリナ、ウミユリなど、たくさんの化石が展示されています。

https://tochispo.com/wp-content/uploads/2018/02/sakusaku_douzo.jpg栃スポ編集部

早速、葛生化石館の展示内容やお土産品について紹介していきますね!

▼佐野市の「室内遊び場」はこちらの記事で

子どもと一緒に遊べる「佐野市の室内遊び場」まとめ!

葛生化石館へのアクセス・駐車場・営業時間など

葛生化石館の場所

  • 施設名:葛生化石館
  • 住所:栃木県佐野市葛生東1-11-15
  • 電話:0283-86-3332
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 休館日
    月曜日(祝休日の場合は開館、翌日休館)
    毎週月曜日(祝休日の場合は開館、翌日休館)
    年末年始、その他臨時休館あり
  • 入館料:無料
  • 駐車場:あり(無料)
電車と高速道路からのアクセス
  • 電車でのアクセス
    東武佐野線「葛生駅」から徒歩約10分
  • 高速道路からのアクセス
    ・北関東自動車道「佐野田沼IC」から15分
    ・東北自動車道「佐野藤岡IC」から〇分

▼葛生化石館の駐車場はとても広々。お隣の葛生図書館の駐車場と直結しています。

葛生化石館の駐車場

葛生化石館の体験レポート

エントランスの様子

▼こちらが葛生化石館のエントランス。
左側が葛生化石館の入口で、右側には期間限定の企画展も催されています。

葛生化石館のエントランス

▼入口付近では、「ティラノくん」という恐竜の復元模型がお出迎え!
土日祝日などは、ティラノくんが鳴いたり動いたりするみたいです。

葛生化石館のティラノくん

鳴いて動くティラノくん

▼入口の前には、葛生で採れた「フズリナ」の化石が置いてありました。

葛生化石館のフズリナ
石の表面に白く見える円形や楕円形のものが、全てフズリナ

▼入館料は無料ですが、見学する際は日付と名前、市町村名を記入します。

葛生化石館の見学者名簿

迫力満点の化石たち

▼葛生化石館の見どころの1つがこちら!
ほぼ完全な化石を元に復元した「ニッポンサイの全身骨格化石」です。

葛生化石館に展示してあるニッポンサイの全身骨格
完璧な状態で見つかった骨格化石は、日本だけでなくアジアでも極めて少ないそう。

▼こちらはペルム紀に栄えた「イノストランケビア」の全身骨格。
国内で展示されているのは葛生化石館だけなんだそうです。

葛生化石館に展示してあるイノストランケビアの全身骨格

▼生きていたころの姿は、こんな感じだったみたい。

▼こちらは「ヤベオオツノジカ」「ナウマンゾウ」の復元骨格。

葛生化石館に展示してあるヤベオオツノジカとナウマンゾウの復元骨格

▼全長2mくらいあるので、結構な迫力!イメージが膨らみますね。

葛生化石館のナウマンゾウの化石

館内は石の標本がいっぱい

▼館内には「日本全国石灰岩分布図」というものが貼りだされていて、全国の鉱山で採れた石灰の標本が展示してありました。

葛生化石館に展示してある日本全国石灰岩分布図

▼こちらはペルム紀のサンゴの標本

葛生化石館に展示してあるサンゴの標本

▼鍾乳石のできる仕組みと、「葉理石灰岩」の標本。
赤い粘土と白く細かい石灰石の粒が交互に堆積してできたそうです。

葛生化石館に展示してある葉理石灰岩の標本
実際に触って感触を確かめられます

▼佐野市の観光名所「唐沢山の城跡」で石垣として使われている石の標本。

唐沢山の城跡で石垣として使われている石の標本

▼こちらは2億7000万年前に生息していた「クーペリナ」の化石。なんと国内初報告の化石なんだそうです。

クーペリナの化石

▼発見当時はNHKのニュースでも取り上げられていました。

▼ペルム紀の海を再現したジオラマなんかも展示してありました。

ペルム紀の海を再現したジオラマ

葛生化石館のお土産品

▼葛生化石館で買えるお土産品がこちら!

葛生化石館で買えるお土産品
  • 化石のチャーム(500円)
  • 化石レプリカの消しゴム(100円)
  • 缶バッジ(100円)
  • とちぎの化石図鑑(1800円)などなど

▼さらに葛生化石館の出口には「フズリナ類」や「ウミユリ類」の入った化石(石灰岩)が置いてあって、記念品として持ち帰ることもできます。(1人1個まで)

葛生化石館でもらえる化石のお土産

▼僕も1つもらって帰りました。ヤスリで磨くとピカピカになるそうですよ!

お土産としてもらえるフズリナ類の化石

葛生化石館は外にも展示物が!

葛生化石館は、外にも展示品があります。

▼こちらは葛生の鉱山を走っていた「鉱山鉄道のガソリンカー」

葛生化石館の外に展示してある鉱山鉄道のガソリンカー
昭和37年に導入され、昭和55年に廃止となったそうです

▼こちらは「石筍」と呼ばれる石灰岩。

葛生化石館の外に展示してある石筍
石筍について

石灰洞窟内の天井に垂れ下がっている鍾乳石からしたたり落ちる石灰水が、空気中の炭酸ガスと化合して炭酸石灰となり、床面に沈積して生じたもの。

この石筍が1㎝成長するのに約500年かかるといわれています。

▼葛生化石館は隣にある「葛生伝承館」に直結していているので、壁面に描かれた「フレスコ画」を見ることもできます。

葛生化石館から葛生伝承館へ続く道

葛生化石館へ行った人の口コミと感想

まとめ

無料で見学できるにもかかわらず展示内容はとても充実していて、大人も子供も学べる博物館でした。

https://tochispo.com/wp-content/uploads/2018/02/sakusaku_douzo.jpg栃スポ編集部

葛生化石館の隣には、同じく無料で入れる「葛生伝承館」も隣接しているので、併せて訪れるのがオススメです!