【体験レポート】葛生伝承館のフレスコ画がスゴイ!佐野市の伝統芸能が学べる博物館を紹介

https://tochispo.com/wp-content/uploads/2018/02/sakusaku_douzo.jpg栃スポ編集部

牧歌舞伎や吉澤人形首、フレスコ画といった佐野市の郷土芸能を見学できる「葛生伝承館」をレポートしたいと思います。

葛生伝承館へのアクセス・駐車場・営業時間など

▼葛生伝承館の場所

  • 施設名:葛生伝承館
  • 住所:栃木県佐野市葛生東1-11-26 
  • 電話:0283-84-3311
  • 開館時間:9:00~17:00
  • 休館日:月曜(祝日の場合は翌日休館)、祝日の翌日(祝日の翌日が土・日曜の場合は開館)、年末年始、臨時旧館あり
  • 入館料:無料
  • 駐車場:あり(無料)
  • 公式サイト葛生伝承館
電車と高速道路からのアクセス
  • 電車でのアクセス
    東武佐野線「葛生駅」から徒歩約8分
  • 高速道路からのアクセス
    ・北関東自動車道「佐野田沼IC」から約15分
    ・東北自動車道「栃木IC」から約20分
    ・東北自動車道「佐野藤岡IC」から約30分

▼葛生伝承館の駐車場。夜になるとライトアップされて幻想的な風景に。

葛生伝承館の駐車場

葛生伝承館の壁に描かれているフレスコ画

▼葛生伝承館右側の壁面には、繊細なフレスコ画が描かれています。

葛生伝承館のフレスコ画

フレスコ画とは、砂と石灰を混ぜて水で練って出来たモルタルを壁に塗り、その上に水だけで溶いた顔料で絵を描く技法のこと。

葛生伝承館のフレスコ画(別アングル)

色がとても美しく耐久性があり、長期間そのままの色を保てるのが特徴です。

葛生伝承館のフレスコ画(アップ)
https://tochispo.com/wp-content/uploads/2018/02/sakusaku_wakatta.jpg栃スポ編集部

日本の高松塚古墳や、ヨーロッパにある教会の壁画もフレスコ画の技法で描かれているんだそうです。

▼フレスコ画の製作風景が見られる見学イベントも、定期的に行われているようです。

フレスコ画の制作について

平成18年の9月から、栃木県石灰工業協同組合の協力により、文化や自然・人物をモチーフとした「四季の移ろい」と様々な風物を描いていくフレスコ画の作成が始まりました。

フレスコ画は平成37年ごろの完成を予定しており、春か秋の季節に2カ月間ほど、制作をしている様子を見ることができます。

葛生伝承館の周囲は緑と川に囲まれていて、とても落ち着く雰囲気。
隣には葛生化石館や吉澤記念美術館があるので、歩いて散策してみるのもオススメです。

葛生伝承館の周りの風景

葛生伝承館の展示内容

葛生伝承館には、佐野市の文化・芸能に関する貴重な資料が600点ほど収蔵されています。

雛人形・五月人形・牧歌舞伎・吉澤人形頭といった展示品が、期間ごとに楽しめるようになっていました。

葛生伝承館の牧歌舞伎

葛生伝承館でもらえるお土産

▼お土産品の販売などはありませんが、来館した子供には「紙細工」がいただけます。

葛生伝承館でもらえるお土産

葛生伝承館へ行った人の口コミと感想

▼栃木出身のお笑い芸人「永井塁」さんも訪れたようです。

まとめ

葛生伝承館は、知られざる佐野市の歴史が垣間見れる貴重なスポットでした。

https://tochispo.com/wp-content/uploads/2018/02/sakusaku_yoshi.jpg栃スポ編集部

壁面に描かれているフレスコ画も一見の価値あり!

ただ、館内の展示物は大人向けの内容なので、子どもが理解するのは難しいかもしれませんね。

お隣にある「葛生化石館」も入館料が無料なので、一緒に立ち寄ってみるのがオススメです!