
宇都宮市の鉄板観光スポット「大谷資料館」の魅力や行く前に知っておきたい豆知識などについて紹介したいと思います。
大谷資料館ってどんなところ?
大谷資料館は宇都宮市の特産品「大谷石」の歴史が学べる観光スポット。
2017年には「COOL JAPAN AWARD2017」を受賞し、2018年には大谷採掘の歴史が「日本遺産」に認定されました。

そんな大谷資料館の人気に火をつけたのがコチラ!
地下30mに広がる「地下採掘場」です。


地下採掘場はまさに、巨大な神殿を彷彿とさせる異空間!今や栃木県を代表する人気観光スポットとなっているんです。
駐車場から大谷資料館へ!突然ひんやりした風が吹いてきた
今回お邪魔したのは夏場だったのですが、駐車場から大谷資料館へ歩いていると、途中ひんやりした風が吹いてきました。


なに?どっかに巨大なクーラーでも設置されてんの?
一瞬本気でそう思ったバカな私ですが、どうやらこの穴が地下採掘場に繋がっていて、ひんやりした風が出てくるみたい。

そしていよいよ大谷資料館に到着!
地下採掘場へのチケットはここで購入できます。

年間平均気温は8度!地下採掘場跡に入ってみよう
こちらが大谷資料館のエントランス。
地下採掘場の料金は、大人800円、子ども400円です。

早速チケットを購入して、地下採掘場へ向かいます。
ドラクエのダンジョンの入口みたいでドキドキ!

階段を下りていくと、いきなり広大な地下空間がお出まし!まさに異空間!

地下採掘場は順路が決まっているので、迷うことはありません。

この日の坑内の温度は約10度。
洞窟のような息苦しさは全くなく、すこぶる快適な空間でした。

当時使われていた採掘道具なども置かれていて、思いを馳せられます。

道中はアート作品も多数展示されていました。


こちらは、フラワーアーティスト「假屋崎省吾」氏の作品。

ここでしか見られないような、幻想的な作品が多かったです。

採掘場にはステージも用意されていて、色々なイベントが催されているみたいです。この日は小学生たちがダンスを披露していました。

地上の光が地下に差し込んでくる様子がとても幻想的でした。上手く撮影できなかったのが残念。

季節によっては地上と地下で気温が全く違うため、カメラのレンズが結露してしまうことがあります。カメラ撮影する際はご注意ください。
大谷資料館がロケ地となった映画やPVを紹介
大谷資料館はその神秘的な空間から、たくさんの映画やプロモーションビデオのロケ地になっています。

その一部を紹介しますね!

- セーラー服と機関銃(1981年)
- ライアーゲーム・ザ・ファイナルステージ(2010年)
- るろうに剣心~京都大火編(2014年)
- 暗殺教室(2015年)
などなど・・・
▼ロケ地として使われたミュージックビデオはこちら。
- TM NETWORK
- 長渕剛
- LUNA SEA
- X JAPAN
- GLAY
- 工藤静香
- DA-PUMP
- B’z
- 野猿
- 島谷ひとみ
- 東京事変
- SID
- 水樹奈々
- JUJU with JAY’ED
- 高見沢俊彦
- 三代目J Soul Brothers
- 東方神起
などなど・・・
大谷石の歴史について学ぼう
大谷資料館には、大谷石について学べる「展示室」があります。

当時使われていた砕石道具など、歴史を感じられる資料がたくさん。

地下採石場の模型なんかも置いてありました。
残柱を残しながら約2万㎡の広さを掘り進み、石材およそ1,000万本を切り出してきたそうですよ。

旧帝国ホテルにも大谷石が利用されていたそうです。(現在は明治村に保存されています。)

- 大谷石とは?
大谷石は栃木県宇都宮市大谷の付近一帯から採掘される石で、流紋岩質溶結凝灰岩の総称です。
今から約1500万年前、日本列島の大半が海中にあったころ、火山が噴火し、火山灰や軽石が堆積して大谷石が誕生したと考えられています。 - 大谷石地下採石場の広さは?
広さは約2万平方メートル。
深さは平均30mで、最深部は地下60mにも及びます。
野球場がまるごと入ってしまう大きさです。 - 地下採石場の温度は?
平均気温は8度前後。夏場は肌寒いくらいです。
カップル必見!愛を深めるパワースポット「愛の泉」とは?
大谷資料館の入口付近には、「愛の泉」というパワースポットがあります。

ここには縁結びの神様が祀られていて、お参りすれば固い意思で結ばれる=硬い石=大谷石ということで、カップルに人気のスポットとなっているそうです。

大谷資料館の飲食スペースやお土産屋さんは?
大谷資料館には「大谷資料館ロックサイドマーケット」というカフェ&セレクトショップがあって、ガレットやサンドウィッチが食べられます。

また、店内には「大谷石のお土産品」もたくさん置いてありました。

大谷資料館へ行った人の口コミ・感想
大谷資料館また行きたいすなー! pic.twitter.com/ACUND98pZu
— ピンク兎卍 (@taaaaquuu) September 2, 2019
超おすすめしたいのが大谷資料館! 想像していた以上に良かった! この空間の雰囲気はいかないとわからないと思う。色んな芸能人が撮影にも使っているそうで、るろうにの映画とか、東方神起とかも利用したんだそう。階段が結構あるので歩けるうちにぜひ(笑) pic.twitter.com/efyfiMPS3z
— ろぞ (@rozo1111) September 28, 2018
【世界の観光案内】
— 遠野あや (@dear__followers) May 7, 2019
『大谷資料館』(日本、宇都宮市)
大谷石採掘の歴史を時代を追って見ることができる、日本遺産に登録されている大規模な資料館
地下神殿のような巨大な空間になっているのが特徴で、様々な映画のロケによく使われている
独特のアートオブジェも多く、別世界に来た気分に浸れます pic.twitter.com/9fFpwJMpYi
大谷資料館へのアクセス・駐車場・営業時間など
大谷資料館の地図
- 施設名:大谷資料館
- 住所:栃木県宇都宮市大谷町909
- 電話:028-652-1232
- 営業時間:
4月~11月は9:00〜17:00(最終入館16:30)
12月~3月は9:30~16:30(最終入館16:00) - 定休日:
・4月~11月は無休
・12月~3月は毎週火曜日が休館(火曜日が祝日の場合は翌日)
・年末年始 - 入園料:大人800円、小人400円
- 駐車場:約200台あり。無料
- 公式サイト:http://www.oya909.co.jp/
▼駐車場は広くて止めやすいですが、大型バスが頻繁に乗り入れしてくるのでご注意を。

- 電車でのアクセス
「JR宇都宮駅」より関東バス立岩行き乗車~約30分~「資料館入口」バス停で降車~徒歩約5分 - 高速道路からのアクセス
東北自動車道「宇都宮IC」より約15分