佐野市堀米町に、栃木で育ったアラフォー世代なら泣いて喜ぶ自動販売機が存在する。
そう、おもちゃの自動販売機「COSMOS(コスモス)」である。
1980年代に全盛を迎えたコスモスは、当時としては大型の筐体に、レバーを引くとかなりの確率でガッカリおもちゃが出てくるという魔性の機体。
ディスプレイに置いてあるゲームウォッチみたいなおもちゃが欲しいのに、出てくるのは女の子向けのアクセサリーやパチモンのルービックキューブみたいなおもちゃばかり・・・。
でもね、当時は凄い期待感とワクワク感に溢れた夢のガチャガチャだったんですよ。
うおおー!こいつはまさしくコスモス!
なんてこったい、ホントにまだ存在してたのね。
何の店だったかは分かりませんが、もう営業はしていませんでした。
それにしてもボロボロだな、コスモス・・・。
来たからには黙って買うのが男ってもんですが、その前にどんなおもちゃが当たるのかディスプレイを確認してみましょう。
えーと、エヴァンゲリオンのカードにスカルネックレス、肉食系のサンプルマスコットにBIGバクダン?加えて何がでるかはお楽しみのビッグチャンスってのがあります。
・・・うわー、見事に全部欲しくないよ。
さっきまでの購入意欲がほぼゼロになっておりますが、でもね、ホラ、何が出るか分からないビッグチャンスもあるしね!もしかしたらすっごいのが出るかもしれない。
すっごい肉食系サンプルマスコットが出るかもしれない(それはいりません)。
と自分を奮い立たせて、いざ200円を投入!
説明によるとお金を投入後、3秒待ってからレバーを引くらしい。
なんだその謎タイムは。。。
心を落ち着かせていざレバーを引くと・・・。
・・・。
あれ?出ないな。もう一回レバーを引いてみるが。
・・・。
反応なしっス!!
ええー?嘘でしょ?ちゃんと「販売中」って書いてあるやん!
もしかしたら謎の3秒ルールが結構重要だったのかもしれないので10秒程待ってから試してみるも反応なし。。。
結論!堀米町にあるコスモスの自動販売機は、オブジェと化しているようです
見るだけでも懐かしいっていう人がいたら、通りすがりのついでに見てみるのもいいかもしんない。
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