【体験レポート】真田丸で有名になった「犬伏新町薬師堂」を紹介【360度写真あり】

栃スポ編集部
真田丸で一躍有名になった「犬伏新町薬師堂」を写真たっぷりでレポートしたいと思います。

犬伏新町薬師堂とは?

犬伏新町薬師堂

「犬伏新町薬師堂」は、慶長5年(1600年)の天下分け目の関ケ原の合戦を前に、真田父子3人が密談した場所だと伝承されています。犬伏の別れは、大河ドラマ「真田丸」でも取り上げられました。

毎年5月には「薬師様のお祭り」も行われます。

1600年、会津の上杉討伐に向かっていた真田昌幸、信幸、信繁(幸村)の父子は、天下分け目の合戦を前に佐野犬伏の地で密談を行い、昌幸と信繁は西軍、信幸は東軍へと分かれることを決断しました。

犬伏新町薬師堂のレポート

今でこそ有名になった新町薬師堂ですが、実は真田丸で取り上げられるまでは、観光客などほとんど皆無な隠れスポットでした。

しかし真田丸の放送と同時に人気に火が付き、全国から観光客が訪れるスポットに!

犬伏新町薬師堂の境内

真田丸の放送から約1年。
正直、もう観光客はほとんどいないんじゃないかと思っていたんですが、思いのほか賑わっていてちょっとビックリ。

土曜日のお昼過ぎに行ってみたのですが、観光客が7人も訪れていました。

この日は10月にしては少し暑かったのですが、役所関係の方が一人いて、紙コップに入れた麦茶を配ってくれたのが何気に嬉しかったです。

犬伏新町薬師堂の正面

赤塗りのたたずまいが晴天に映えます。
薬師堂はもともと薬師如来を祀っているところで、目を守ってくれるお札も売っていました。

扉の上には「薬師堂」と書かれた看板がありましたが、かすれていて良く読めません。
いい具合に年期を感じます。

犬伏新町薬師堂の門

中をのぞくとこんな感じ。
真田親子の兜が飾ってありますが、町内会で作ったものだそうです。

犬伏新町薬師堂の中の写真

真田親子の兜

犬伏新町薬師堂の中にある真田親子の兜

薬師堂の中に入るとガイドのおじさんが出てきて、薬師堂と犬伏の別れについての説明を、写真やイラストを見せながらしてくれました。

やっぱ文章で読むより、人の話を聞く方が早くて分かりやすいっすね!(横着野郎)

犬伏新町薬師堂の説明

右奥と左奥には薬師如来像が10体飾られていていたそうですが、昔盗難にあってしまい、今は半分も残っていないそうです。

犬伏新町薬師堂の薬師如来像

この日は土曜ということもあり、役所の方が真田丸やさのまるグッズ、佐野ラーメンなどの販売もしていました。

犬伏新町薬師堂のお土産品

来る前はもうほとんど人がいないかな?と思っていた薬師堂ですが、以外と大盛況!
真田丸効果もといテレビ効果というのは絶大だと再認識させられました。

佐野アウトレットに来たついでに寄る方も多いみたいですね。



犬伏新町薬師堂を360度カメラで撮影

犬伏新町薬師堂を、360度カメラでぐるっと撮影してみました。

真田丸の新町薬師堂 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA


撮影日が平日の夕方だったので、ちょっと寂しい雰囲気ですね。
中には誰もいませんでしたが、自由に参拝できるようになっています。

犬伏新町薬師堂へのアクセス

犬伏新町薬師堂の地図

  • 住所:栃木県佐野市犬伏新町2060番地2他
  • 電話:0283-27-3011(佐野市観光課)
  • 参考情報佐野市観光協会(薬師堂)